御祭神
伊邪那美大神 火産霊神
火の神様である火産霊神と、母の伊邪那美大神をお祀りしております。
起源は、当社棟札によると寛永6年、山城国(現在の京都府北部)より勧請したのがはじまりとされております。土佐の国山内家2代藩主山内忠義公の尊崇篤く、承慶2年に米100石を献じて社殿を再建し、藩内の火災防護、諸々の災難を防ぎ、藩民の安全と生業の発展を祈念されていたそうです。
社殿のある愛宕山頂上は高知城とほぼ同じ高さにあり、高知城の北方にあります。また、明治初期までは祭典において藩からの献納(毎年米29石9斗8升余)されていたことから、代々藩主は最も恐ろしい火災から城下をはじめ、藩内を守る為に崇拝されていたものと見られます。
現在では、火災除け・厄除けをはじめ、家内安全・商売繁盛の神様として崇敬されております。
【年中祭日】
1月1日・・・元旦祭
2月節分の日・・・節分祭
6月30日・・・夏越大祓い・輪抜け祭
11月23日・・・秋季例大祭、町内神輿巡幸
12月31日・・・除夜祭
毎月23日前後・・・月次祭